?くんと?2くんの冒険

ここは、中世の日本と西洋を足して、2をかけて、
2で割って西洋を引いたような世界(ってそれ日本だ!)
まぁ、要するに、絶対王政とかいう制度はあるけれど
何でもありな自由な世界。そして、今!二人の少年が
旅立つ!(家出!!)


ガラの村とかいうネーミングセンスなさげな村に住んでいる、
これまた、ネーミングセンスなさげな?くんと
?2くんとかいう少年達がいた。
そう!この少年達がこの物語の主人公なのである!
二人は平凡な毎日(例えば、ロッククライミングしたり、
バンジージャンプしたり...ってそれのどこが
平凡だ!)に飽き飽きし、こっそりと旅立とうと(家出!)
していた。二人は、集合時間と場所を決め、いざ!という
気持ちだった。そして、集合時間。そんでもって、村の
端にある公園に集合した。
「まったく、?2くんはなにをやっているんだ!」
こちらの怒っている少年は?くん。どうやら?2くんが
遅刻している様子だ。さらに怒りの刃は他の所に。
「ってゆうか、何でこの公園はブランコしかないんだ!
 乗りたくなるじゃないか!」
とか言いつつ公園のど真ん中にあるブランコに突進!そして
いそいそと乗り込むと、キィーコ、キィーコとこぎ始めた。
「あはははは...(現実逃避中)」
?くんがなつかしい子供の頃の様な気持ちでこいでいると、
ようやく?2くんが。
「いやー、送れてゴメン!寝坊しちゃってさー...って
 何やってんの?」
ブランコ上の?くんを見て、半ばあきれかけの?2くん。
「あはははは...。?2くんも乗りなよー。
 あはははは...。」
あまりにも楽しそうな?くんを見て、?2くんも突進!
ブランコをこぎ始めた。
「あはははは...。楽しいな〜。」
そうして二人が時間を忘れてこいでいると...。
「こら〜!あんたら何やっとんね〜ん!」
と、左手には懐中電灯、右手には何故か木の枝
(しかも、先の方)をもった、警察官らしきオッサンが
これまた何故か関西弁で近づいてきた。
「こんな朝方に...。もしかして、ジョギングの途中か?」
「えぇ、まぁ...。って朝方?」
不思議に思って空を見上げる?2くん。すると、そこには、
今昇り始めたばかりの太陽があるじゃありませんか。
そう、二人は時を忘れて五時間ばかり(忘れすぎだ!)
ブランコに乗っていたのだ。
「じ、じゃあ、行こうか、?くん。」
「そ、そうだね。」
そして二人は大急ぎで公園から出ていった。
二人を怪しむ警察官。
「う〜ん。大きな荷物持ってたし、行動も
 変やったしなぁ...。ま、まさか!」
そう、そのまさか。
「旅行に行くところだったんやな。」
んなワケねーだろ!

――続く――



どうもこんちは、管理人のカナメ之助です。
作者にあとがきを頼む時間が無かったのでちょい喋ります。
以前から小説を公開すると抜かしておいて第一弾は
友人の作品です。私的には面白かったのですが
どうでしょうか?よろしければ感想いただけると
彼も喜ぶと思います。今回短かったのですが
近日中に続き載せますので許してください高直君。
それでは。

小説置き場へ

女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理