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「危なーい!!」
爪が振り下ろされる前に、男がそう叫び少年をかばった。
そして、鮮血が飛び散った。
「ミック!!」
少年が男の名前を呼んで、倒れ込んだ男に駆け寄った。
「デュ、デューク様...。」
「ちょっとお前ら!こんなときに名前を出すな!」
デュークと呼ばれた少年は、剣を抜き、あいつの前で構えた。
「よくもやったな!これは仕返しだ!!」
そう言うと、デュークは、剣を両手で持ち、水平に構えて、
「食卓流剣術!芽多摩矢木!!」
そう言い放ち、横に一閃!
見事にあいつの腹にヒットし、そのまま一刀両断にした。
切られた断面からは血がドロドロ流れている。
デュークは、剣の血を払い、こう言った。
「やっぱり目玉焼きは半熟に限るね〜。」
幼児には見せられない残忍な笑みで、デュークは言った。
「いや、まだだ!!」
?くんが叫んだと同時に、あいつが2つに分れていた。
「な...!?」
さすがに驚きを隠せないデューク。
既にパニック状態の?くん。
息絶えているミックとかいう男。
そんな中、少女ただ1人だけが平然としていた。
――続く――
あとがき。
長らくお待たせいたしました。高直です。
ようやく更新が!!!長かったです...。
言い訳はいたしませぬ。
これからはもうちょっと早く出すようにいたします。
でわ、短い話ですがこれで。
でわでわ。
高直HP
「仁義なきコレクション」
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