数分後...。
腹をぷよんぷよんした?くんと?2くんがそこに居た。
二人共白目をむいている。もうわかってしまったかもしれないが、
わからない人達の為に二人の行動を教えてあげよう!
まず、?くんがふところから取り出した『ある物』とはスプーンだ。
...さすがにもうわかっただろう。
...なにぃー!わからないだとー!
ハイハイ、言えばいいんでしょ、言えば。
二人はぷよんぷよんした物体を喰いました。おしまい。
「う〜ん、う〜ん、、腹が〜。」
「が〜。」
「助かったよ、ありがとう。お礼に今日の買い物はタダにしてあげるよ。」
ぷよんぷよんした物体から助かったゲンさんが
「タダ」という言葉を口にすると二人に黒目が復活した。
「タダ!?」
「無料と書いてTADA!素ん晴らしい!」
ゲンさんは言わなければよかったと思ったが、
二人が狂喜乱舞しているのを見て、まぁ、いいかと思った。
早速品物を選び始めた二人だが、?2くんはあることに気づいた。
「何を持っていくの?冒険に。」
「う〜ん。」
二人は腕を組んで考え始めた。

チックタックチックタック。
そして一時間が経過した。
目をつむっているような?くん。が。
「ぐーぐー」
その場にいる?くんを除いたみんな(要するに、ゲンさんと?2くん)は
ずっこけた。そして...。
「何やっとんのじゃワレェ!」
「ぐほあっっ!」
ゲンさんと?2くんのダブルドロップキックが炸裂!
「ま、またか...。」
何とか立ち上がった?くんだったが、次の一撃で沈んだ。
「ファイナル・デコピン・アターーーック!」
ボォォン!デコピンとは思えないような音と共に...。


「今日はありがとねー。じゃ、気をつけて行くんだよ。」
「ゲンさんも!お元気で!」
「ここ一時間程記憶がないんだけど...。」
「きっと気のせいだよ。行くよ、?くん。」
そう行ってリュックを背負い二人は家出...じゃなかった、旅立った。
二人を見送った後、ゲンさんは店の中に入った。
そこには見慣れぬ影が...。
「君は誰だい?」
その影は、その問いに答えず、ツカツカとゲンさんの所まで
歩いていくと、ゲンさんの首に手をまわした。
「な、何...。」
ゲンさんは最後まで言えなかった。口が封じられたからである。
わかっていると思うが、手ではない。
そう、いわゆる、キッスとかいうやつだ。
「ふふっ、ごちそーさま。」
その影はゲンさんから唇を離した。すると、ゲンさんは石になっていた。
「?2くんか...。」
影は店を出ていった。


――続く――



あとがき。
ようやくテストも終わり、夏休みまであと少し。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
って、同じこと書いてる!
テスト...。皆様どうだったでしょうか?
自分は...もうダメです...。
...まぁ、終わったことを悔やんでも仕方がない!!
前向きに行こう(笑)!
それでは、皆様、楽しい夏休みを前に、病気などしないようにしましょう。
でわでわ。

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