さて、あいつを見て逃げ出した?2くんと少年だが、
?くんが逃げてこないのを不信に思い、
とりあえず、茂みに隠れて様子を伺うことに。
「どれどれ?」
二人が見たものとは!?
「以下次号!」
「...じゃない!」
ズビシ!
少年の激しいツッコミでいずこかへ吹っ飛ばされた?2くんの
ことは放っといて話を進めよう。
さて、二人が見たものとは、横たわる黒い影っだった。
「死、死んでる!?」
まぁ、誰だってそう思うわな。
なので、そろそろと黒い影に近づいていき...。
「ギャーーーーッ!!」
正体がわかった途端、少年はそう叫んだ。


ところで、吹っ飛ばされた?2くんはと言うと。
「う〜ん、う〜ん。」
うんうんと唸っていた。打ち所が悪かったようだ。
吹っ飛ばされたところまではよかった。
しかし、落ちた先がテントだったのだ。
しかも、てっぺんがとんがった。そこに、
?2くんが着陸したのだ。
...どんな着陸をしたのかは、想像にお任せします。
さて。?2くんが相変わらず唸り続けていると...。
「あ〜!!あたしのテントー!!」
突然、森の奥から女の子が現れた。
マ、マズイ...。
?2くんは本当に焦った。こんな格好ではマズイ!
...本当に打ち所が悪かったようだ。
根性で何とか立ち上がった?2くんだったが、
その瞬間、鋭い痛みが走り、気を失って、倒れこんだ...。
それに驚いたのは、少女である。少女は大きく息を吸い込み、
「誰かーー!!」
と叫んだ。

その叫び声が聞こえたのは、少年が
黒い影の正体を知ったときだった。
「な、何だ!?」
これをこのままにしとくわけにはいかないし、
かといって、あの叫びを無視することなんてできない。
と、お人好しの彼は思った。
頭をかかえこんで悩んでいると、影が動いた。
あいつだ。
そう、生きていたのだ。しかも、先程の攻撃で怒り度MAX。
そして、その怒りの矛先は、目の前にいる少年に向けられた。
それに気づいた少年は、腰に下げていた剣を抜き、構えた。
その顔は笑っていた。にんまりと。
あいつの爪が振り下ろされたと同時に、少年は跳躍した。
「晩飯のおかずーーっ!!」
そして、そのまま勢いにまかせて、剣を振り下ろす!
ズンバラリ。
あいつは一刀両断された。
少年は、剣の血を払い、叫び声が聞こえた方に走り出した。


しかし、そのあと、あいつが立ち上がったのは
知る由もない...。





――続く――



あとがき。
どうも、作者ではないのにまたあとがきを書くカナメ之助です。
久し振りに小説を更新したのですが、また少し
お休みをいただくことになりそうです。
作者の高直さんの事情で少し載せれない、あとがきが
書けない状態になりそうです。ご了承下さい。
でも連載小説以外に小説も載せてもらえそうですので
お楽しみにっ。
では、失礼します。


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